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カルチャーショック 住んでみて初めて分かるご当地事情 (私が)住みたくない町ランキング №1は 工場地帯

住まいの事
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「犬も歩けば棒にあたる。」ではなく「一歩けば車にあたる」

引っ越した先はザ・工場地帯!!

車やバイクがやたらと多い町です。

「犬も歩けば棒にあたる。」ではなく「一歩けば車にあたる」

それくらい多い。

朝から晩までとにかく交通量が多い。外に出ればひっきりなしに車やバイクがやってくる。山の上の住宅地なのに、信号1回待ちのタイミングで次から次にやってくる。ひどいときは3台続けてやってくる。

急斜面の上に建っている住宅地なのに、多いときは4つ角から車が出てきて出合頭に道を譲りあっている。山を切り崩して作った町だからメチャ小さい。たぶん普通の町内の10分の一くらいの規模。

とても奇妙な光景。

傍からみていると、すごく滑稽に見える。

だから歩行者がオチオチ歩くことはできない。自動車専用道路です。

山の下はもっとひどい。国道の抜け道に利用されているから国道並みの交通量です。

家にいても1日中車のエンジン音とドアバンの音でうるさい。1時間で5から8台通過する。5分~15分に1台の割合でどこかしらの家が車やバイクで出たり入ったりしている。

立派な騒音公害。(住んだ人にしかわからないけど、結構すごいですよ)

山の上なのに排気ガスを吸って生きている。(これも住んだ人にしかわからないけど)

山の上なのに車の排気ガスとエンジン音にまみれて暮らしている。変な町。

夜中や明け方でもバイクが走っています。

冷暖房のいらない季節がやってきても窓を開けて眠ることはできません。

夜の空気を感じながら眠りにつくことができない町です。

山の上なのに自然の息吹に包まれることができないとは誰が想像したでしょうか?

ここに越してきて人の足音を聞いたことがありません。

歩いている人はいます。

でも、足音は聞こえません。

玄関開けて2分でご飯

昔、玄関開けて2分でごはんというCMがあった。

この町では玄関開けて2秒でピピなんです。

玄関を開ける音がすると必ずピピという音が聞こえて、そのあとドアバンの音とエンジンの音が聞こえるんです。

必ず!!

玄関開けたら歩いてお買い物に行くのが普通の人間の暮らしだと思っていた。

この町では違う。歩いてお買い物にいくという発想はないらしい。

それなら最初から平らなところに住んだ方のがよくないか?って思うけど。

新築戸建てなら山の上も下もそんなに値段は変わらないと思うけどなあ・・・。

山の上に住むメリットって何かあるのかな?

みんな何を求めて山の上に住んでくるんだろう?

よくわからない。

工場地帯の中の高級住宅地

そんな町にも高級住宅地があるんです。

戦後、富裕層向けに造成されたそうです。

コロナで暇だから、散歩をしてみたんです。

まあ、すごいわ。

大きな家がたくさんある。

田舎の田園調布かしらっていうくらい豪邸が立ち並んでいる。

ピンポン押したら市原悦子さんがでてきそうな豪邸がたくさんある。

歩いているだけでワクワク楽しい。

何回歩いても飽きない。

楽しい。

そんなある日気づいたことがあります。

メチャ静かなんです。

本当に静か。まさに閑静な住宅街なんです。

そう!!車がいないんです。!!

1駅分くらいはありそうな広大な敷地に広がる高級住宅地を端から端まで歩いても車にあたらない。

バス通りは車がたくさん走っているけど、住宅街に入ると車がいない。

1台も出会わない。

何回歩いても出会わない。

人っ子一人みかけない。

山一つ越えただけなのに何でこうも違うんだろう?

若い世代が少ないから?

原因はわからない。

おひとり様は近所付き合いが全くないからその辺の情報は不明。

市役所に聞いたけど、

「交通調査をやってないからわかりません。たぶん高級住宅地は抜け道がないからじゃないですか?住宅街に入り込んでも結局国道に戻るだけだから、それだとだいぶ遠回りになるし。」

役所でもわからないようです。

お金の大切さ

住んでみないとわからいことはたくさんあります。

そして大切なのはお金だということ

お金があれば自分の住みたい場所を自由に選べるということ。

お金の大切さをしみじみ感じました。

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