東慶寺の次は浄智寺
浄智寺は、北条宗政の菩提を弔うために1281年頃に創建されたそうです。
こちらは東慶寺より少し大きめのお寺。
北鎌倉駅から鎌倉方面に歩いていくと右手に浄智寺の入り口が見えてきます。
深い木々に囲まれて別の世界です。
山門の手前に池があって石でできた小さい橋が架かっているの。
橋は渡れないからその横を通って石段を上ると山門が見えてきます。山門には「寶所在近」と書いてあります。
「仏を信じ、修行を積めば心の平穏が得られる」という仏の教えを意味しているそうです。
受付を通ると目の前にあるのは鐘楼門。鎌倉では珍しい唐様の鐘楼門です。
門の先に見えてきたのは、本堂 曇華殿(どんげでん)
残念ながらこちらは外から見るだけ。
本堂に安置されているのは『阿弥陀・釈迦・弥勒』の如来で、『過去・現在・ 未来』の時を象徴しているんですって。
本格的な作りで柱も床も本物の木だった。
本堂の外側の壁もちゃんと木でできていて、表面がギザギザしている。
う~~んやっぱりこの手触りはいいですね。
お寺を見学するときはついそういうところを見てしまいます。
で、そのあと小さな竹林をぐるっと回って御朱印受付の隣にある、書院を見学。ここは大正13年に建てられたんですって。
こちらも中に入る事は出来なかったけど、玄関先から見える和室とお庭はとても風流で、芸術品のようでした。
ここを作った人ってホント凄いです。
その向かいにあるかやぶき屋根のお茶室。
ここは建物を外から見るだけでしたが、とても風情ある建物でした。
東慶寺は、杉ともみじと苔のお墓を芸術的に演出していて、浄智寺は竹と少しスケールが大きい観光向けかな?という印象です。
お寺の詳細については浄智寺さんのHPを参考にさせていただきました。
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