日々車の騒音に悩まされ続けると、人間らしく静かに暮らしたい。と、切に思うようになります。
車社会の弊害
私の住まいは工業地帯のド真ん中にあります。
車やバイクがやたらと多い。一歩外に出ればひっきりなしに車やバイクがやってくる。山の上の住宅地なのに車が多い。信号1回待ちのタイミングでやってくる。ひどいときは3台続けてやってくる。
歩行者がオチオチ歩くことはできない、自動車専用道路です。
山の下はもっとひどい。国道の抜け道に利用されているから国道並みの交通量です。
家にいても1日中車とバイクのエンジン音とドアバンの音でうるさい。1時間で5から8台通過する。5分~15分に1台の割合でどこかしらの家が車やバイクで出たり入ったりしている。立派な騒音公害。(住んだ人にしかわからないことだけど)
家にいてもたまに排気ガスが臭ってくる。
山の上なのに車の排気ガスとエンジン音にまみれて暮らしている。変な町。
こんなところで死ぬまで一生暮らさないといけないのかな??
人生100年時代。あと50年も排気ガスとエンジン騒音の中で暮らすのかなあ?
無理・・・。どう考えても無理。生理的に無理でしょ。っていうかこんなところで長生きなんてできるのかなあ?
何とかして車の騒音と排気ガスから逃れたい。
車のいないところで静かな生活がしたい。
普通の生活がしたい。(できれば明治大正時代の日本で暮らしたい。)
ではどうする?
地方移住しよう
過疎化の村に行くしかない。
みんなが都会にやってくるなら私が過疎化の村に行こう!!
と地方移住を考えました。
ネットで色々調べると
移住のメリット
- 住居費が安い。
- 生活費を抑えやすい。
- 都会より広い家に住める。
- 満員電車から解放される。
- 自治体の支援を受けられる(国が行う移住支援制度というのがあって地域や条件によっては100万円もらえたり家賃補助があったりするみたいです。)
移住のデメリット
- 電車バスの本数が少ないから車がないと生活できない。
- 病院やスーパーも近くにない
- ご近所付き合いが大変
等々・・・。
なかなか一筋縄ではいかなさそう。
MASS社会
そんな時インターネットでこんな記事を見つけました。
久留米大学さんのHPの記事です。
車を持たない時代が来る?!Maasで変わる社会と自動車業界 | 工学の今とこれから (kurume-it.ac.jp)
ざっくりこんな感じの内容でした。↓
Massは移動することそれ自体をサービスにするという概念。交通手段がサービスとして提供されることによって結果的により移動が自由になるというのがMassの目指す世界です。
MaaSの実例
- カーシェアリング
- 配車サービス
- ライドシェア
- 環境問題
他・・・・
この中のライドシェアという部分に注目しました。
「ライドシェア(相乗りの文化)も生まれるでしょう。」
相乗り。!!!これが普及すれば車の排気ガスや騒音公害も減るかしら?
引っ越さなくても静かで人間らしい生活が送れるかしら?
と、かすかな希望を持ってしまいました。
ただ、それが実現するのは何十年後かな?その頃まで私は生きているのかしら?
まあ、受忍限度を超える前に地方移住は考えておいた方がよさそうです。国の支援を得られなかったとしても、自分が安心して暮らせる場所を確保せねば。
おまけ
ITとか効率化というものが登場してきたのも、戦後の高度経済成長時代に作り上げてきた便利さの代償である排気ガスという公害と、温暖化という環境破壊が終わりを告げる時代だよ。ということを言っているのかな?壊したものは元通りに直しましょうね。っていうサイクルになるように物事の流れってできているのかな?そんなことを考えた記事でした。
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