明月院へ行く途中にある閑静な住宅街の中に佇むフレンチレストラン「紫 -Yukari」。
牛肉の赤ワイン煮込み専門のお店で、鎌倉のフランス料理の名店「ミッシェルナカジマ」のオーナーシェフがプロデュースしたお店です。
たまにはちょっと背伸びをしておしゃれな雰囲気を楽しむのも悪くはないでしょう。
ランチセットのメインは国産牛頬肉のビロード煮
紫色の暖簾をくぐって石段を上り、玄関を入ると和と洋が奏でるアンティーク調の格式高いお部屋。
高級感のあるアンティークな調度品
２階の窓からは明月院へ向かう小道が見え、鎌倉らしい景色が広がっています。
ランチのセットメニューは一品のみ。
・鎌倉、三浦直送20品目の彩り野菜サラダ
or
・魚介のムースを浮かべた白蕪のスープ
・自家製ライ麦パン
・国産牛頬肉のビロード煮（赤ワイン煮込み）
サラダは彩り豊かで芸術的なサラダです。
一番上の野菜は焼きキャベツ。薄いおせんべいのようなパリパリした食感で、香ばしい香りは言葉にならない美味しさです。
自家製のライ麦パンは、外はパリパリ中はふんわり柔らかい。塩味がほんのり効いていてパンの豊かなかおりにつつまれます。
こちらはフランス料理の大定番メニュー「牛頬の赤ワイン煮込み」です。
手間暇をかけてじっくり煮込み、さらに一晩寝かせたお肉はホロホロとけていくような柔らかさ。煮込んだソースは裏漉してビロードの様に仕上げてあるので重厚でとても滑らか。お肉の美味しさに絶妙な深みを加えてくれ、まるで交響曲を奏でているようです。
付け合わせの新玉ねぎもオーブンでじっくり焼きあげているので食感はとてもホクホク。口に入れた瞬間、玉ねぎのうまみと甘みがふんわりと広がります。
デザートはプリンとコーヒー
「さがみっこ」という平飼いでストレスなく育てられた有精卵を使用しているこだわりのプリンです。
滑らかな舌触りで少し苦みのあるキャラメルソースのコントラストはほっと癒されるような心地よい美味しさです。
少し艶感のある土色のプリンの受け皿と光沢のあるビロードのコーヒーカップは、アンティークな部屋の雰囲気と窓から見える古都鎌倉の木々とよく似合っています。
陶磁器製の伝票スタンどはきめ細やかなおもてなしの心が伝わってきます。
フランス料理の定番メニューである「牛頬の赤ワイン煮込み」の専門店「紫 -Yukari」さんの作るメニューはどれも素晴らしく、美味しい料理は人を幸せにすることを感じた一品でした。
なかでも焼きキャベツとビロード煮込みは、料理という芸術を感じます。
明月院の帰りにたちよれば鎌倉の思い出もより良いものになるでしょう。
営業時間/メニュー（ランチセット）
【営業時間】
23年1月12日(木)～2月末日まで
平日、土曜日
ランチ 11:00～14:00(close)
ディナー 17:00～19:00(L.O)
日曜日
10:30～通常営業
定休日 金曜日
【ランチセットメニュー】 \3,300(税込）
・鎌倉、三浦直送20品目の彩り野菜サラダ
or
・魚介のムースを浮かべた白蕪のスープ
・自家製ライ麦パン
・国産牛頬肉のビロード煮（赤ワイン煮込み）150g
大盛(1.5倍) +\1,200（税込）
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サラダ・スープ両方 \4,300（税込）
～～～～～本日追加でオーダーしたデザート・飲み物～～～～～～
・ホットコーヒー \660（税込）
・紫 ゆかりプリン \550（税込）
アクセス
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩約10分
〒 247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内187
TEL : 0467-67-6159
HP：kitakamakurayukari.com
北鎌倉散策の最後はやっぱり 古民家カフェ 綴
最後に向かった先は、カフェ綴。
北鎌倉に来た時はここでカフェをする習慣になってしまいました。
美味しいコーヒーと自家製ケーキに包まれて静かな時間を過ごせるのはここだけ。
今日はブレンドのホットコーヒーとガトーショコラ。
真冬の季節でも山道を登ってくると冷たい飲み物がちょうどいいのですが、たまにはホットコーヒーも飲んでみたい。お店のご主人におすすめを聞いて「ブレンド」にしました。
ブレンドに使用されている豆は「地味」「落ち着き」「苦み」が特徴ですが「酸味」はあまりなくアイスコーヒーと同じ豆の種類です。
コーヒーの深みを感じる。ここでしか味わえない美味しさ。そしてやっぱり時間がたっても味が落ちない。飲み干すまで美味しさが続いている最高のコーヒー。
１３時ちょうどにお店に入ったときは席は全て空いていましたが、ほどなくして満席。席が空くのを待っている人も・・・。
いつもより早めにお店をでましたが、静かにカフェを楽しみたい人が増えるのはうれしいことです。
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